好きな色だけ その5
フェロシアン化鉄を主成分としてブロンズ光沢をもち、時には赤味を呈する二色性の青色顔料が、18世紀に発見され、1710年に「ベルリンブルー」という名前で、ドイツではじめて記載されて以来、この顔料はその後いろいろな名前で呼ばれながら、結局、現在ではプロイセンの青「プルシャソブルとの名前でよく知られるようになりました。
これ績料の材料名でもなく、化学的成分とも無関係な色名ですが、この圭目のような抽象的な不可思議な色を表わす名前としては、案外そ
の色の発生地の地名のような、色と特に具体的な結びつきのない色名の方が適しているのかもしれません。
青がさらに濃く深い色になった時には「紺色」となる。