いわゆるOL
この際、OLの血をたぎらせよう。
モデルとしてけっこう成功している女性が意外なことを言った。
「私、仕事の選び方間違えちゃったかなと思ってるんです。だったらいつもコンサバな服着て、いつもきっちりメイクして。そういうのって瞳れるんですよね」
彼女いわく、モデルにはモデルらしい服装のワクってものがあって、ストッキングはいてヒールはいてコンサバ服を着たら、おそろしく浮いてしまって、この業界では「ヘンな子」に思われる。
メイクして仕事場にはいけないし、第一私のタイプは"ネクタイしめた男"。
そういう人がまわりにいないと緊張感も保てない、と言うのである。
「あなたには、体の中にOLの血が流れているのよね」と私は言った。
彼女は大きくうなずき、今の仕事だと自分が成長できないと思ってる……といささか深刻になる。
上司がいて"お客様"がいて、いつもルールに基づいた敬語を使う。
お茶も出すし、おそうじもする。
時間も規則正しいし、生活がキレイって感じ。
女はそういう日常してないと、ロクでもないことになるというのである。
これには激しく納得した。