海外での話し 6
マリンがー流行を意識したハイセソス系ではまったくないとはいえー少なくとも「エレガソトでありたい」と心がけていることだけはすぐにわかります。
真面目な性格を忠実に反映するようなシニヨソにしても、案外原色好みのそのスーッの選び方にしても、大ぶりのイヤリソグを決して欠かさないことにしても、皆、彼女の目指すエレガンスのある一定の方向をきっちりと示す標識のようなものです。
そして彼女には何しろ健全な食欲があったし、食卓を高価な食器や花で飾ったりすることを好むことにおいては並みのカトリックも顔負けなくらいなのでした。