好きな色だけ その2
西洋でも紫味の青には、やはり豪華な色という印象があったようで、王朝の青「ロイヤルブルー」と呼ばれています。
色名にはこの他にも「キングスブルー」があり、「イソペリアルブルー」も「エムパイアブルー」もあるから、紺青色の権威と風格は洋の東西を問わず万人の認めるところであったらしい。
青色の色料には、色を薄くすると緑味に傾き、色を濃くするに従って紫味の青になる性質のものが多いので、深い紫味の青は特にデラックスな感じがあります。
戦後、はじめて国際水準の高級たばことして発売された「ピース」のパッケージデザイソを、「ロ紅から機関車まで」の著書で有名な万能デザイナー、レイモンド・ローウィ氏に依頼したところ、やはりこの深い紫味青の地色に金色の鳩と白文字の図柄が選ばれた。